「心臓病」というと、年齢が高い人の病気だと思っていませんか? けれど今年の8月、元サッカー日本代表の松田直樹選手が30代半ばで命を落とした…その原因は、心臓病のひとつである心筋梗塞、いわゆる心臓発作でした。激しい発作に襲われて、命を脅かす。心臓発作は、若い世代でも他人ごとでは済まされず、自分を含めて誰にでも、そして突然起きる可能性があるのです。そんな、「もしも」に備えて知っておきたいこと。まずは、基本的な知識を身につけることから始めましょう。(取材・文:高杉智子/粘土制作:のぐお/写真:佐藤隆博)
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ある日、突然襲ってくるかもしれない心臓病は、食生活を始めとした生活習慣によってリスクの大きさが違ってきます。さて、あなたは心臓病になりやすいタイプか否か?! さっそく、チェックしてみましょう。
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5つ以上当てはまったら、要注意!
このままの生活を続けていると、どんどんリスクが高くなってしまいます。
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日本人の死因第1位に君臨するのは、言わずと知れた「がん」。これに続くのが、心臓病で、単一の臓器の死因としてはがんより多く、最多のものです。
心臓発作(心筋梗塞)とは、心臓に栄養分を送る冠動脈が詰まることで起こります。
男性は40代に入ると、女性は50代後半頃から増加するため、中高年の病気と思われがち。ですが、心臓発作を引き起こす原因は、20代30代の食生活や生活習慣よって、知らないうちに身体のなかに蓄積されているのです。
心臓発作の特徴として多いのは、ある日突然、時と場所を問わずに発作が起きること。そして、そのまま死に至る割合が高いこと。振り返って考えると「予兆」といえる警告症状が出ているはずなのですが、これを見逃して一気に大変な状態へ突入してしまうケースが多いのです。反対に言えば、警告症状などの正しい知識を持っていれば、未然に突然死を防げる! ということになりますね。
20代30代の若い世代でも、心臓病は4位にランキング。心臓病の死因がすべて心臓発作ということではありませんが、心臓発作は年齢を重ねるほどに増えていきます。元気な若い人が突然、心臓発作で亡くなるということを最近よく聞きますが、若い世代の心臓発作は不整脈などによる突然死が多く、中高年になると心筋梗塞による心臓発作が増えてきます。ただ、最近のファストフード中心の食生活を子どもの頃から続けていくと、将来的に若い世代の心筋梗塞も増えてくるかもしれません。
今回は心臓病についての基本的な情報を紹介しました。ほかの病気に比べて、特に正しい知識と生活習慣が影響する病気なのがわかります。では、自分がそうならないためにはナニをすればいいのか? 次回は心臓発作の警告症状や未然に予防するための情報をお届けします!
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