2012年5月4日金曜日

次に来る!?世界で人気のダイエット法 | Slism


世界中にはダイエットを行っている人はたくさんいます。 日本と同様に、美しくなりたくてダイエットしている人もいれば、病気予防のためにダイエットしている人もいます。

しかし、食習慣が異なるように、ダイエットの方法も国によって少し違いがあります。 世界のダイエットを少しだけ紹介します。

アメリカ

日本で人気になったダイエット方法にも、アメリカで人気が出たことがきっかけになっているものも多くあります。 「全米で大ヒット」「全米No.1」という言葉を日本でも多く見かけます。現在アメリカで普通に行われているダイエット法が、いずれ日本で大ヒットするかもしれません。 現在アメリカで行われているダイエット法には、どんなものがあるのでしょうか。


バージニア州リッチモンドの痛み医師

働く女子に人気! ― フラット・ベリー・ダイエット

フラットベリーとは、お腹がへこんでいるという意味。気になるお腹周りによく効くダイエット法として、特に働く女性に人気となり、テレビ番組でも紹介されています。
方法はいたって簡単。アボガドやナッツ、オリーブオイルなどのMUFA(一価不飽和脂肪酸)を多く含む食材を積極的に摂り、20~30分の運動をプラスするだけです。
「脂質を摂っても良い」「食べても良い」というのは魅力ですね。

処方箋がいらないダイエット薬!? ― Alli(アライ)

米国FDA(食品医薬品局)が承認するダイエット薬。医師の処方箋が必要ないので、手軽に購入できるのです。 摂取した脂質の25%程度を、そのまま排出してくれるので、余分な脂質の吸収を抑えられます。
必要な分だけ摂取することで、肌荒れや便秘の心配もなくダイエットできます。


技術に起因する肥満

食べられないように胃を小さくする!? ― 減量手術

最近は日本でも肥満治療として、手術が行われるようになってきましたが、アメリカでは肥満が「国民的な病気」ともされ、肥満手術が頻繁に行われています。
減量手術には、胃を小さくして少量で満腹感を得られるようにするものなど、さまざまな方法があります。胃バイパス手術やラップバンド、胃袖状切断術が最も行われているようです。
日本でもこれらの手術は受けられますが、肥満が原因で病気を発症しているなど、命に関わる場合にのみ行われています。

アメリカの肥満への対策

大きなハンバーガーに、大きなコーラ、高カロリーなイメージの強いアメリカですが、国家として肥満対策に取り組んでいます。 販売されている加工食品や学校給食などの脂質・糖質・塩分を減らすよう勧め、生活習慣の改善・運動を習慣的に行なうことなどを呼びかけています。

中国

スリムな人が多いイメージのある中国ですが、中国でも肥満が問題となっています。 この背景には、食の欧米化によって、動物性脂肪やたんぱく質の摂取量が増えたことがあるとされています。 大人にも子供にも、ここ15年で肥満が急増しているのだそうです。
どんな肥満対策やダイエットが行われているのでしょうか。


運動不整脈グレイハウンドマドリッド

将来のメタボ防止に!? ― ダイエットキャンプ

子供にも肥満が増えている中国では、18歳以下を対象にダイエットキャンプが行われています。夏休みなどの長期の休みを利用して、20日ほどのキャンプに参加し、さまざまなトレーニング、食事(栄養)に関する指導などを受けます。 しかし、キャンプの費用は高額だとか。ダイエットキャンプに参加できる人は、ごくわずかの人だけかもしれません。

安易に使用するのはおすすめできませんが… ― 薬を使ったダイエット

中国では多くのダイエット薬が販売されており、中国の健康食品市場では、約半分がダイエットに関する製品なのだそうです。日本でもインターネットなどを利用して入手することができますが、効果や成分などを把握できない場合には、利用をおすすめできません。 実際に販売中止となっているものもありますので、注意が必要でしょう。

中国の肥満への対応

中国ではマスメディアを積極的に利用して、健康の大切さや運動の重要性を呼びかけ、肥満対策に取り組んでいます。また、児童に対してもファストフードやスナック類などを食べ過ぎないように呼びかけるなど、大人だけでなく子供の肥満対策も行われています。

イギリス

イギリスでは国を上げてダイエットを広めようと活動しているようです。そんなイギリスにはどんなダイエットが見られるのでしょうか?


イギリスで実践者が多いダイエット法 ― フードコンバイニング

フードコンバイニングとは、食事の食べ合わせに注意することでダイエット効果が得られるというものです。例えば、「たんぱく質と柑橘類を一緒に摂取しない」「たんぱく質と炭水化物を一緒に摂取しない」などがありますが、これらは、組み合わせによって消化や吸収を妨げてしまうためです。 このような、効果的な組み合わせで食べ物を摂取しながら、ダイエットを行っていきます。

アメリカ・日本でも注目された ― アトキンスダイエット

アトキンスダイエットと聞いても、ピンとこないかもしれませんね。アトキンスダイエットは、低炭水化物ダイエット・ローカーボダイエットとも呼ばれ、世界中で注目を集めたダイエット法です。
炭水化物の摂取を控え、インスリンの分泌を抑えて体脂肪の蓄積を防ぐダイエット法ですが、長期的に行うことはおすすめできません。
日本で人気を集めた低インシュリンダイエットに似ているとされています。

イギリスの肥満への対応

イギリスでも肥満への対策には力を入れていて、肥満対策に対して大臣の設置、給食に野菜を増やすなどの給食改革が行われています。 また、肥満対策は早急に取り組むべき課題であるとして、補助金も多額に費やされています。
ダイエット成功者に賞金を出すという政策も試験的に行われているのだとか。



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